気軽にできる派遣の登録

派遣会社によって登録の仕方もさまざまです。履歴書が必要な会社もあれば、いらない会社もありますし、スーツでの登録が一般的な会社もあれば、私服での登録が一般的な会社もあります。
ほとんどの派遣会社で実施されるのは登録用紙への記入・スキルチェック・口頭での派遣会社の説明・映像での説明などです。履歴書持参の会社でも登録用紙や職務経歴書の記入が必ずあります。登録用紙一つにしても、職務経歴書やスキルアンケートを事細かく記入する会社、簡単なプロフィールと簡単な職務経歴書の記入で登録できる会社とさまざまです。
持参するものでは印鑑が必要な派遣会社が多いです。派遣の契約内容の承諾の際、署名と印鑑が必要になります。派遣会社によっては面接時の交通費を支給してもらえたり、登録キャンペーンなどでいくらか支給してもらえる場合もあるので、支給の際の書類に印鑑が必要なこともあります。
登録用紙やアンケートへの記入後は、口頭と映像で派遣会社の説明を受けます。口頭ではまず、説明書類や冊子を見ながら詳しい説明を受けます。派遣先と登録者と派遣会社の関係から、給料の支払い・タイムカードの記入の仕方などの説明です。その他、集団で同じ企業に派遣される場合はリーダーの説明や点呼、出社退社時の連絡、集合時間などの説明もあります。
禁止事項なども説明されるので、面倒かもしれませんがきちんと聞いておかないと大変なことになりかねません。特に個人情報保護法が厳しくなった現在、そういった書類を扱う企業に派遣された場合細心の注意が必要です。取り扱いの説明もされるので気をつけましょう。
口頭での説明が終わると、復習も兼ねてわかりやすく映像化されているビデオやDVDを見ます。再現ドラマ形式になっている説明ビデオもあるので、口頭や冊子での説明でわからないことがあっても映像を見ればわかることがほとんどです。でも、それでもわからないことがあればきちんと質問しましょう。
説明の後はパソコンを使用してスキルチェックを行う会社も多いです。タイピングの速度やワードで文書作成ができるかなどテストします。派遣先が主に作業系(工場など)の場合は、このスキルチャックは実施しないこともありますが、工場の中でも何ができるかできないか、どういう種類の工場を希望しているかなどのアンケートは必ずあります。
登録作業が全て終了すると、簡単な面接を行いながら即日に派遣先を決め、応募することもあります。もちろん自分に合った企業が無かった場合は後日になります。一度登録すれば、希望していた内容の企業から依頼があった場合、派遣会社から応募するかしないかなどの連絡があります。
登録している限りその連絡があるので、もし他の企業に就職した場合や仕事ができる状態ではない時はこちらからきちんと連絡することをオススメします。